由紀の酒-日本酒談義-管理人が勝手に選ぶ、由紀の酒 Best of the year。2019年に自宅で飲んだお酒の中でもっとも心に残ったお酒を紹介いたします。居酒屋さんや試飲会などで飲んだお酒は含まれません。尚、非売品のようなお酒や殿堂入りしているお酒もノミネートからははずれております。
ノミネートと言う以上、年末の最終選考まで残っていたお酒があります。普段一般公開はしておりませんがブログに掲載したお酒には100点満点の数値があります。高得点だった13本を二部門に分けてまずは紹介いたします。二部門とは、一升瓶換算価格で4,000円くらいまではコストパフォーマンス部門。それ以上はとびっきり部門としております。ただし価格帯がコストパフォーマンス部門でもとびっきり部門はあくまで無差別なので、そちらに入る場合もあります。今回はとびっきり部門4本、コストパフォーマンス部門9本でした。
由紀の酒 Best of the year 2019 ノミネート(入賞酒)
日付 | ノミネートタイトル(入賞酒) | 部門 |
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2019/02/02 | 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2018 | とびっきり部門 |
2019/03/01 | 風の森(かぜのもり)「純米吟醸」山田錦しぼり華 | コストパフォーマンス部門 |
2018/03/29 | 信濃鶴(しなのつる)「純米」無濾過生原酒 | コストパフォーマンス部門 |
2019/03/31 | 夜明け前(よあけまえ)「特別本醸造」辰の吟生酒30BY | コストパフォーマンス部門 |
2019/05/24 | 大関(おおぜき)「純米」ワンカップにごり酒 | コストパフォーマンス部門 |
2019/07/13 | W(ダブリュー)「純米大吟醸」ひだほまれ無濾過生原酒 | コストパフォーマンス部門 |
2019/07/24 | W(ダブリュー)「純米大吟醸」高島雄町生酛無濾過生原酒 | コストパフォーマンス部門 |
2019/08/03 | 開運(かいうん)「純米」愛山無濾過生酒 | コストパフォーマンス部門 |
2019/08/21 | 開運(かいうん)「純米」山田錦無濾過生酒 | コストパフォーマンス部門 |
2019/08/31 | 英君(えいくん)「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒H30BY | とびっきり部門 |
2019/09/25 | 開運(かいうん)「大吟醸」伝 波瀬正吉 斗瓶取り無濾過生酒 | とびっきり部門 |
2019/10/29 | 寫楽(しゃらく)「純米吟醸」播州山田錦H30BY | コストパフォーマンス部門 |
2019/12/17 | 白露垂珠(はくろすいしゅ)「大吟醸」雪女神33金賞受賞酒 | とびっきり部門 |
過去の由紀の酒 Best of the year
発表の前に過去にはどのようなお酒が選ばれているのか?を紹介いたします。まずは殿堂入りしているお酒から…。殿堂入りとは、もはや我が家にとって、なくてはならない存在となったお酒たちです。
由紀の酒 Best of the year殿堂入り
日付 | 殿堂入り | 部門 |
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2004/03/30 | 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 | とびっきり部門 |
2004/06/01 | 南部美人(なんぶびじん)「純米大吟醸」斗瓶囲い しずく酒 | とびっきり部門 |
2005/01/19 | 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋 | とびっきり部門 |
2005/06/28 | 松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦 | コストパフォーマンス部門 |
2006/05/19 | 開運(かいうん)「大吟醸」波瀬正吉 斗瓶取り無濾過生酒6-ホ | とびっきり部門 |
2007/10/09 | 歓びの泉(よろこびのいずみ)「大吟醸」極至中汲雄町斗瓶選び | とびっきり部門 |
2007/11/14 | 十四代(じゅうよんだい)「特別本醸造」本丸 | 銘柄の全てを殿堂入り |
2007/01/17 | 而今(じこん)「特別純米」九号酵母無濾過生 | コストパフォーマンス部門 |
2015/03/04 | 松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」雄町無濾過生原酒26BY | コストパフォーマンス部門 |
年度別 由紀の酒 Best of the year 金賞
そして、下記が過去の金賞受賞酒です。こうして見直していると、毎年素晴らしいお酒に出会えて嬉しいかぎりです。
由紀の酒 Best of the year 2019 金賞
そして~
発表!勝手に選ぶ!由紀の酒 Best of the year 2019は
とびっきり部門
極限まで削り落とされた情報。一見するとシンプルだが、空間から生み出される圧倒されるほどの存在感。これは!、ミニマルフォトだ。線の細い美しい被写体は、確実にそこに存在する。
開運の波瀬正吉って殿堂入りしてるんじゃ?の疑問もあるとは思いますが、「作」なのか「伝」なのかの違いがあるってことで、現場復帰していただきました。伝となってからも、静岡のお酒イベントなどで確認させていただいておりましたが、そのまま殿堂入りしていて問題ないと判断しておりました。今回あらためて自宅でじっくりと飲んで感動したので、文句なく金賞です。そして、殿堂入りしていただきます。
コストパフォーマンス部門
ダブリューシリーズの中にあっては派手なほうではないが、このスゴミ!、間違いなく飲んだらわかっていただけるであろう存在感。これは、ノスタルジーを思わせながらも、機能美をも見せる上皿天秤だ。この存在感!。自分の中の「雄町の歴史」にまた一つ思い出が刻まれました。
自分もそうでしたが、生酛や山廃に昔ながらのネガティブなイメージがある人にぜひ飲んでいただきたい綺麗な旨味のお酒です。
次の投稿は日本酒ランキング2019です。日本酒ブログの方ではなく、由紀の酒の方での発表となります。本サイト「由紀の酒」もRSS登録お願いいたします。
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