昨晩は栃木県の株式会社松井酒造店さんが醸す、九郎治(くろうじ)「大吟醸」熟成古酒をいただきました。
松の寿を醸す蔵元の創業者の名を冠した200本限定のお酒で18BY(5年熟成)です。
上立ち香は5年熟成のイメージからすると比較的華やかで、パインを落ち着かせたかのように香ります。古酒に感じるような紹興酒のような香りは、まったく感じません。
含むと・・・
まるい♪ オイリーと言っても過言ではないほどの滑らかさ。艶やかさ。「あでやか」ではなく、あえて「つややか」と表現したい。その表情は極上の真珠を思わせる。あの超軟水がここまで表現されたんだ♪。味の出は必要十分ながら短め。吟醸の長期熟成はこうあるべき!と言う理想郷を見ることが出来ます。旨いっす。
※由紀の酒 とびっきり部門 Best of the year 2013 金賞
九郎治(くろうじ)「大吟醸」熟成古酒 データ
醸造元:株式会社松井酒造店(栃木県塩谷郡塩谷町)
使用米:兵庫県産山田錦38%精米
使用酵母:栃木県酵母T-1
日本酒度:+4.0
酸度:1.4
アルコール度:16.0~16.9
仕込み水:高原山麓自家湧水(超軟水)
醸造責任者:松井宣貴(下野杜氏)
製造年月:2007/03
蔵出年月:2012/12
720ml 3,780円
九郎治(くろうじ)「大吟醸」熟成古酒に関するリンク
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