昨晩は岐阜県のはざま酒造株式会社さんが醸す、恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-では、オンライン日本酒会を開催しております。2021年6月13日は恵那山(えなさん)を楽しむ会と言うことで、恵那山(えなさん)を醸す、はざま酒造の岩ケ谷雄之杜氏をお迎えすることができました。このcheersシリーズの使用米などのラインナップについても、この中で言及されています。その様子は下記のリンクからYouTubeでご覧ください。
このお酒は、恵那山を楽しむ会の時に用意したものではなく、その後「酒のひろせ」さんにて行われた、試飲販売の時に購入したものです。
恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒 レビュー
開栓は10月9日(土)で開栓から3日が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。スッキリと綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。
開栓直前にチルド室に入れ品温を下げております。飲用温度は8~10℃くらいから始めました。上立ち香は、ある程度品温が上がってから感じたもので、穏やかながら心地よく柑橘系を思わせるように香ります。ふつふつと奥から滲み出てくるようで、好感の持てる香りです。
含むと…、…、おお、ファーストアタックは甘味ではなく酸で、思っていたより爽やかな印象から入ります。徐々に甘味と酸が拮抗しはじめ、ジワリとエレガントな質感を感じさせた後は、また酸が優勢となります。後半、口中にあった旨味は手際よくスライスされ、よくもまぁこれほど見事に薄く切れるものだと感心させられるが如く心地よい余韻で締めます。この間、全体的に軽快で大吟醸らしい繊細さ。
もう一度注意深く含む。この爽やかな酸、これはミモザだ。近接撮影だからこその被写界深度の浅さで見える、輪切りしたようなシャープな平面。暗く落ちた背景とのコントラスト!。旨いっす。
この日合わせたのは、魚すき。残念ながらアンコウが見つからなかったが、タラがお値打ちでした。シイタケ、長ネギ、鶏肉も入り、旨味のオンパレード。それぞれの味わいが染み込みながらも、あっさりほくほくと食せるタラの身。ここに恵那山が隙間から入り込む。お試しあれ。
恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒 データ
醸造元 | はざま酒造株式会社(茨城県結城市) |
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使用酵母 | - |
使用米 | 麹米、山田錦40%精米、掛米、美山錦50%精米 |
日本酒度 | - |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 恵那山伏流水(軟水) |
杜氏 | 岩ケ谷雄之 |
製造年月 | R3/07 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,426円(税別) |
購入 | 酒のひろせ |
恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒に関するYouTube
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