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蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)マニア

 愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)の紹介です。この記事を書いている2016年04月現在でも入手困難なお酒であることに変わりはなく、酒販店さんの店頭にメーカー希望小売価格で単品で並ぶことは非常に稀な人気のある日本酒です。

 由紀の酒開設当初からいつも感動させていただいている空(くう)を、筆者の知る限りの情報で大解剖してみます。

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)2001ラベル蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)ラベル

 いつごろから人気が出たのかを調べると、1980年代からじわじわと来たようで、何かがきっかけで爆発的に広まったわけではなさそうです。スマスマでも紹介されたと言うことはありましたが、そのときにはすでに売れていました。酒販店さんの話によると、名古屋の酒類食品卸売会社の秋田屋さんが精力的に販売したことから広まったと、当の秋田屋さんが話しているということを聞けました。

 綺麗な酒質もさることながら、漢字一文字の目立つラベルなどパッケージも含めて総合的に売れる要素があったように思います。タイトルの空(くう)とは仏教用語や空手用語で「空の境地」からくる言葉です。

 ラベル画像の上が2001年のものです。何と言っても特徴ある漢字一文字のラベルに目が行きます。センターに銘柄、右に特定名称、左に醸造元、右下に蓬莱泉のロゴ、左下に製造年月が書かれています。

 また、現在のラベルが下の画像で、裏ラベル要素が後ろに回り込むように細長くなっています。左に原材料や精米歩合、醸造元、製造年月等のデータ。右には味わいの特長をグラフ化したものや、バーコード、QRコード、リサイクル識別表示マークが書かれています。

 それでは現在発売されている空(くう)のスペックから紹介いたします。

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう) データ

醸造元関谷醸造株式会社(愛知県北設楽郡設楽町)
使用米麹米、山田錦40%精米、掛米、山田錦45%精米
使用酵母FIA-2(愛知県酵母)他
日本酒度+1
酸度1.4
アミノ酸度1.2
アルコール度15度以上16度未満
仕込水奥三河湧き水(軟水)
杜氏遠山久男
容量・価格1.8L・7,770円(税込み)11月限定予約発売
容量・価格720ml・3,618円(税込み)3.7.11月限定予約販売

 使用米の40%精米や45%精米はお米の外側半分以上を削り落としたと言う意味で、外側に多く含まれるタンパク質が非常に少なくなることから雑味のない綺麗な酒質になるいわゆる純米大吟醸です。

 以前は40%精米と記載されていましたが、現在は掛米に45%精米を使用しているため、磨いていないほうの数値の45%と記載されています。

蓬莱泉空醸造制御盤

 データ表では、酵母は愛知県酵母FIA-2他となっています。実際はこのスペックのお酒をいろいろな酵母で醸造しています。左の写真は仕込みの制御盤(2000年当時)で画像の原本を拡大して確認すると、FIA-2の他には協会1601号酵母の記載も見えます。空の基本コンセプトに合う酵母であれば、現在もいろいろな酵母にチャレンジしていると思われます。火入れして角型の貯蔵タンクに移され、最低一年の熟成期間を経て瓶詰め出荷されます。

2016/11/06追記
 新城ラリー会場にて、久しぶりに関谷社長とじっくり話せました。現在の蓬莱泉の方向性は、「二杯目、三杯目と飲んで行って旨い酒。」と言うことで、香りについては抑え目にしているそうです。空についても同様で熟成において良い方向性に行くように、16号以降の酵母(1801も含む)はほとんど使用していないそうです。

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)の感想

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)一升瓶

 今まで筆者が飲んだ空(くう)の感想を総合的にまとめると、「上立ち香は上品にメロンのように香り、含むと酸を感じさせない優しい口当たりで、心地よい甘味が上品。後半はじんわりといった感じで余韻も楽しめる。」という感じのお酒で、その素晴らしさから由紀の酒では殿堂入りしています。ちなみにこのお酒から殿堂入りが始まりました。

 この写真は空の一升瓶です。居酒屋さんに優先的に出されることが想定されるので、一般の人がこれを自宅でとなると4合瓶の入手よりもハードルが上がります。

 その他由紀の酒に参加している皆さんの空(くう)の感想は…


名前感想
ユーコダイスキ有名でしたが高くて飲めず、かといってなかなか手に入らず、やっと手に入れて飲んだら、うまい!食事が進むお酒では一番!(11/21(水)10:00)
ytcr1122いつもみんなで飲みますが、最高です。(12/25(土)18:14)
ミッドナイト吟と比べると悪く言えば味に深みがない。良くいえば軽くて飲みやすい。吟を2本購入するか空を3本購入するかと(購入金額が同じ)いえば空を購入します。定価で3600円なのでC/Pはおそらく最高ランクではないでしょうか。(3/16(火)0:24)
take3黒龍大吟醸「龍」と呑み比べたが「空」に軍配をあげたい。ただ空は抱き合わせ販売が多く手に入れにくいのが残念。11月には「吟」を飲んでみる予定。 (10/17(土)15:28)
たまきち日本酒の概念を変えさせられた。日本酒が甘くてフルーティーのなんか飲めるか!でしたが
最高にすきな日本酒になりました。気づくと毎回蔵出しを楽しみにしていて、探し回っている自分がいるのに驚かされました。前は忘年会とかの付き合いでしかお酒を飲んでなかったのに・・・でも、こんな自分も有っていいかな?なんてね。(笑)(3/20(木)15:16)
岩月雅章あまり日本酒は好きではないのですがこの酒は別格です。(2/14(木)23:24)
べい旨い水を飲んでいる感じの,透明感あふれる酒でした。爽やかな風が喉から胃へと吹き抜けます。(12/9(日)0:32)
ともたか私を日本酒の世界へ誘ってくれた一升…じゃなくて一生忘れる事の出来なぃ素敵なお酒です。(1/4(水)4:48)
こっち~飲みやすくうまい。日本酒を好きになったきっかけです。(4/4(月)0:43)
蒲 彰とにかくうまい、あと味すっきり。(1/21(金)21:37)
名誉切番王蓬莱泉フェチの私としてはまず基本の1本です。(11/14(日)8:44)
沙羅日本酒で初めて美味しいと思ったお酒♪。余り色々な銘柄飲んでないので比べることは出来ませんが…。舌へのあたりが柔らかいことと香りが素晴らしいことー。(11/8(月)11:28)
小嶋 博久保田(万寿)に劣らない飲みやすさ、なかなか手に入らないもどかしさが魅力(11/5(金)10:24)
秋坂今まで色々飲みましたがこれに敵うお酒は日本に存在しません!
文句なし、No1です^0^(5/27(木)23:06)
ゆうじ先月初めて「空」を飲みました。地元愛知にこんなに旨い酒があるなんて感激しました。今は蓬莱泉と純米大吟醸に凝っていますが、最近購入した「吟」も良いけど、僕は「空」が1番です。(1/7(水)1:47)
かおちゃん日本酒の中で一番好き! でも飲んだのは2年前・・・あの味を忘れない内に又飲みたいのに、買えないよー(-_-メ)(11/18(火)23:13)
ともやん名古屋出張のときに偶然であった「空」は、今までで飲んだ日本酒とは別物でした。その香りとすがすがしさ、旨みは鮮烈でした。(10/21(火)21:57)
森井茂明友人から美味しい美味しいと言われて、先入観も有ったかもしれませんが、先日楽天のネットで購入し飲んだところ、香りも良くスート入って行きました。非常に飲みやすいお酒です。(9/26(金)14:59)
内田尚之日本酒はほとんど飲めない私ですが、その私が飲めて、おいしいと感じたからです。(9/5(金)18:55)
えび蔵このサイトに蓬莱泉さんがくるからではなく、飲み初めのころ素直にうまいと思った。その感動が続くのは、すごい。ラベル共々、秀逸。(10/30(水)3:26)
uncle200010年ほど前、兄に教えてもらって蔵元まで行って買って来ました。一口二口飲んだだけなら、他にも美味しい酒は有るけど、この酒はどこまで飲んでも飽きの来ない爽やかさと芳醇さが続く。つい飲みすぎてしまう。(6/22(土)7:40)
大橋卓生郷土「穂の国」を知る事の一環で、美味しい料理やお酒を物色中に、蓬莱泉 空と美 と出遭ったかな。香りが好きです。蓬莱泉は、夢山水もいですよ。 (5/19(日)0:36)
酔っ払いくまさん設楽出身の先輩に「家の地元に旨い酒がある。飲ましたるが、ビールを飲む前に飲め!」といわれて飲ませてもらってのが「空」。まだお酒に詳しくなかったころ(今でもどうか…)で、あまりの旨さにびっくりした覚えがあります。かれこれ10年くらい前のことかな…。それ以来のファンです。(5/11(土)23:53)
たけ蔵やはり「空」は絶品ではないかと思います。香り・バランスのとれた味共に!手に入りにくいのが残念。(5/9(木)8:17)

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)の感想に関するリンク

2007/05/07 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空2006(日本酒ブログ)

2005/03/23 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空2004(日本酒ブログ)

2004/03/30 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空2003(日本酒ブログ)

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)秘蔵十年熟成

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)秘蔵十年熟成蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)秘蔵十年熟成ラベル

 これは2008年に限定出荷された空(くう)の秘蔵十年熟成です。

 おなじみのラベルですが、デフォルトの空(くう)との違いは背景の霞がかった部分がグレーではなく黄金色になっています。センターの銘柄「空」はそのままに、その右に「秘蔵酒十年熟成」と書かれています。その右に髭文字ロゴ。センター銘柄の左には落款、そして特定名称の純米大吟醸、ぐるりと裏まで回り込み、精米歩合などのスペックや醸造元が書かれています。

 上立ち香は想像以上に華やかで青りんご様に香ります。十年の歳月はここでは感じられません。含むと、優しい甘味!うんうんこれぞ本社蔵の味!。丸みのあるスベリの良さは熟成酒ならでは。しかし通常の空も熟成酒なので、この差は飲み比べて初めてわかる程度かも…

感想の続き購入先は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:2008/01
価格:8,400円(税込み当時)2008/01限定販売

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう) 秘蔵酒十年熟成に関するリンク

2008/07/06 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 秘蔵酒十年熟成(日本酒ブログ)

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)1987

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)1987

 製造年月が昭和62年07月と記載された「空」。と言うことは昭和32年から平成3年までの35年間杜氏を務められた、池野栄吉(越後杜氏)さんが醸されたということになります。
 酒の中島屋さんで2本見つけ、購入させていただきました。

 平成15年、当時専務だった関谷健氏を、「珍しいお酒を見つけたので…。」と一宮の酒房よし亭に呼びつけ、一緒に飲ませていただきました。

 一応、近々開催する「蓬莱泉を楽しむ会」の打ち合わせと称したものの、拉致したり、呼びつけたり…、酒飲みって恐ろしいでしょ?、怖いものなしです(笑)。

 現在発売されている通常の「空」と比べると瓶がややなで肩で、グリーンのフロストも現在のものとは少し違います。キャップのふちを見ると現在のものは透明部分が見えますが、こちらは見えません。

 ラベルには関谷醸造合資会社と書かれており、株式会社になる前であることもわかります。大吟醸、清酒二級と書かれており、いかにも古めかしさを感じます。生酒の印も押してあるが、味わいははたしてどうなっているのでしょうか?

 上立ち香は非常に穏やかで明確でない。奇跡的にヒネた香りもありません。含むと、味わいには枯れた風味ながらサラサラしている舌触り。このあたりが熟成からくるパウダー感なのだろうか?。蓬莱泉本社蔵の酒のルーツを見せていただけたような、優しい印象のお酒でした。

製造年月:S62/07

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)1987に関するリンク

由紀の酒 > オフレポート > 蓬莱泉を楽しむ会

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)ANA名古屋広州線就航記念

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)ANA名古屋広州線就航記念蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)ANA名古屋広州線就航記念ラベル

 由紀の酒初登場だったでしょうか?、以前mixiになごみの父さんがUPしその存在が明らかとなった、空(くう)のANA名古屋広州線就航記念酒です。また後日お土産としていただきました。感謝♪。

 ラベルには左肩にANAのマークが入っております。また左外に名古屋広州線就航記念と書かれております。現在はインターネットで調べてもなかなか出てこないので、相当レアな画像となっています。

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)販促ボトル

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)販促ボトル

 ここからは飲めません(笑)。販売促進のポップとして作られた空(くう)と吟(ぎん)の大きなボトルです。本社蔵を見学させて頂いたときに撮影したものですが、これを見たことがある人はラッキーです。

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)キーホルダー

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)キーホルダー

 蓬莱泉グッズとして最初に購入した、空(くう)のキーホルダーです。後にもう少しコンパクトな携帯ストラップも発売されました。

 一緒に写っている吟(ぎん)の方は試作品を関谷さんにいただいたものですが、携帯ストラップの方が発売されることになったことから量産されませんでした。

 折りたたみのガラケーが泣かせます(笑)。

空(くう)のオブジェ

空(くう)のオブジェ

 新城ラリーでお目見えした、吟と空のオブジェ

この新城ラリーのセレモニアルフィニッシュでは、全日本戦(総合・各クラス)、地方選、TRDチャレンジのすべてで新城ラリー専用・蓬莱泉「空」の強炭酸バージョン(非売品)でシャンパンファイトが行われます。

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)の看板

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)の看板

 空(くう)のボトルの形をした大型看板です。2001年に蓬莱泉ファンの間で、全ての空(くう)の看板の場所を写真とともに網羅する遊び?が流行りました(笑)。懐かしいです。他に「夢山水」や「美」、「別撰」などの看板があります。

 また、蓬莱泉ではありませんが、開運さんもこのタイプの看板を出されています。

蓬莱泉「空(くう)」入手方法

 空(くう)は蓬莱泉全体の出荷量からすると10%にもなりません。当然酒販店さんにも他の蓬莱泉を扱っているからこそ、その割合で出荷されます。そういう意味では空(くう)だけ飲みたいと言うのは、少々虫が良い話しになります。

 入手方法としては、蓬莱泉取扱酒販店に出向き、日ごろからいろいろなお酒を購入するなどして店主と仲良くなり、空(くう)も飲んでみたいことを話す。これがもっとも手っ取り早い方法です。情熱が伝わりタイミングが良かった場合、出向いた当日に入手できたなんてこともあるようです。蓬莱泉取扱店につきましては、下部のオフィシャルサイトのリンクから参照ください。

 空(くう)だけ飲みたい場合、関谷醸造さんに出向き予約をすることで、約1年半後に購入の順番が来ます。

 じゃ、空(くう)に感じが似ているのってないの?って方には打って付けのお酒があります。空(くう)と同じスペックのお酒が各季節に発売されています。「春のことぶれ」「はつなつの風」「花野の賦」がそれにあたりますが、実際「今回は空(くう)より、はつなつの風の方が旨かったね。」なんて話もよくあります。

 どう~でしょう?。蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)について、少しは伝わりましたでしょうか?。おいおい、空(くう)の話なら、重要なのが抜けてるぜ!とか、こんなレアな画像があるんですけど!なんて情報をお持ちの方は、ぜひコメント欄にてお知らせください。また、許可もいただければ掲載させていただきます。

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)に関するリンク

日本酒ガイド > 愛知県 > 蓬莱泉(ほうらいせん)関谷醸造株式会社

関谷醸造株式会社さんオフィシャルサイト

蓬莱泉取扱店

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