昨晩は静岡県の英君酒造株式会社さんが醸す、英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒H30BYをいただきました。
このお酒は全国新酒鑑評会に出品されたお酒を、丸味屋酒店に生のまま出荷された、所謂チャーリースペシャルです。生涯最高の酒、※1.英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲雫酒県知事賞受賞酒は、※2.由紀の酒Best of the year 2016となっており、今回紹介するお酒が、その最高の酒のBY違いとなります。
英君のとびっきりシリーズとして、丸味屋酒店さんから「大吟醸」斗びん囲い、「純米大吟醸」斗びん囲い、「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒と3本購入しましたので、順に紹介していくシリーズ第二弾です。
と言いつつ、暴君の紹介から約一年経過してしまっているのは内緒です。生と言うことを忘れ、一人で飲んでしまってはもったいないと言う気持ちが働き、他の出品酒とともに冷蔵庫の賑やかしになっておりました。今回、由紀の酒オンライン日本酒会に、英君の蔵元「英さん」が参加いただけることになり、思い切って開栓いたしました。
英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒H30BY レビュー
開栓は5月31日(日)で、開栓から3週間経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に贅沢にも八分目ほど注ぎます。色はほとんど着いておらず、比較的綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、洋ナシを思わせるように香ります。飲んでもいないのに甘さを連想したのは、シロップ漬けのイメージからか?。
含むと、…、やっぱり綺麗!、何という高貴な色合い。一年熟成したことから来る味の乗りも僅かにあるが、酸を刺激と感じることはありません。木目細かいほのかな甘みは口中に長く滞在することはなく、惜しげもなく引き上げていきます。
英君 「じゃ、この辺でお暇しますわぁ。」
AKIRA 「まぁ、まぁ、そんなこと言わんと、もうちょっとおってよ。」
AKIRA 「って、もうおらんのかい!」
もう一度注意深く含む。これはガクアジサイだ。一見、色数は多くなくシンプルに見えるが、主題が明確で深みのある色合いが非常に美しい。ここぞと言うところの描写は繊細かつシャープで、背景の葉は美しくボケ被写体を浮かび上がらせる。旨いっす。
この日に合わせたのは、チャーシューのネギラー油漬け。いやぁ、いい旨味だ。風味も素晴らしい。英君はいつでも溶け込む。お試しあれ。
英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒H30BY データ
醸造元 | 英君酒造株式会社(静岡県静岡市清水区) |
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使用酵母 | 静岡HD-101 |
使用米 | 兵庫県産山田錦40%精米 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 粒來保彦 |
製造年月 | 2019/06 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,500円(税別) |
購入 | 丸味屋酒店 |
英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒H30BY YouTube
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