綾菊（あやぎく）「特別純米」五年古酒

　ほとんど毎晩日本酒を飲んでいるのですが、最近特にお腹が目立ってきたような・・・夏に向けてダイエットをしなくては！と思うのですが、飲むとすぐに寝てしまうので体重管理としては最悪の生活パターンです。。。

　昨晩は香川県の綾菊酒造株式会社さんが醸す、綾菊（あやぎく）「特別純米」五年古酒をいただきました。父が地元の百貨店で購入してきたものですが、オオセトと言う一般米で醸されたお酒の古酒です。想像していたような色（常温古酒によくある飴色のような）は着いていません。

　まずは冷でいただきました。上立ち香は「ひねてなーい」（マイク・ベルナルド風に！）色同様、常温熟成酒にありがちな紹興酒のような香りがありません。なんとも旨そうな香りがほんのり。含むと複雑な旨みが甘味や酸味と一緒に広がり旨いっす。

　徐々に人肌まで燗をつけていきました。先ほど感じていた酸味がやや収まり、甘味旨みがさらに広がりました。まさに喉をすべる感じでいただけます。

　自分が今まで飲んだ熟成酒は、大吟醸などを氷温で熟成させたものや、純米などのお酒で麹の割合が多いような（あるいは全麹）ものを常温で熟成させたものなど、結構両極端に飲んでいたような気がします。

　今回のお酒で熟成酒に対する見識が広がったかな？。なんだか古酒の世界に、どっぷりはまりそうで怖いです。

　先日、達磨正宗の滋里さんのメールマガジンで紹介されていましたが、もうすぐ活動20周年と言う、※「長期熟成酒研究会」のサイトがありますので、合わせて御覧ください。

　古酒と言えば、先日ちょうど飲みきった、月桂冠「純米」秘蔵古酒51BYも旨かった！このブログではまだ紹介してなかったかな？今度新ネタが無い時に書きますね。（笑）

　皆さんは、古酒で何年前まで飲んだことがありますか？

綾菊（あやぎく）「特別純米」五年古酒　データ

醸造元：綾菊酒造株式会社（香川県綾歌郡綾川町）
使用米：香川県産オオセト、53%精米
日本酒度：+3.5
酸度：1.9
アミノ酸度：1.6
アルコール度：15.4
仕込み水：阿讃山系綾川伏流地下水
杜氏：国重弘明
720ml　1,418円

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