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黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BY

黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BY(ビンテージ)

 昨晩は福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BYをいただきました。

 毎年、この時期だけの贅沢として味わう黒龍の四天王。石田屋、二左衛門、八十八号、しずく、を順に紹介していくシリーズ第一弾!、二左衛門です。

 二左衛門についておさらいしておくと、毎年11月に5000本、原酒のまま斗瓶囲いし1年熟成したものの中から、厳選し調整してから出荷されます。石田屋と共にフラッグシップの双璧です。

 昨期から価格の見直しもあり、装いも新たになってます。シールキャップに上槽ビンテージが入りました。

 また、箱の一度解くと再現困難なあの紐の結びきりもなくなっているので、撮影も楽になっております。新たな箱も豪華です。

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黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BY レビュー

 開栓は1月2日で、10日間ほど経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に贅沢にも八分目ほど注ぎます。この瓶の形状もあって注ぐ音から心地よい!。色はほとんど着いておらず、綺麗に澄んでいます。

 飲用温度は低目の10℃くらいからはじめました。上立ち香は、例年よりも穏やかに感じますが、心地よくメロンのように香ります。温度が少し上がると、香りも立ちます。そして熟成を思わせる雰囲気もわかります。

 含むと…、…冷えている時の印象は、切れ良く鋭く!。相変わらずの二左衛門らしい綺麗な甘味に反し、かなり早い段階で収束へ向かいます。温度が少し上がると、斗瓶囲いの本領発揮か?、落ち着いた旨味になり、膨らみを見せます。ここにも熟成のイメージ

 ここからは自分の最も好みだった、開栓後10日経過した冷えている温度帯の感想となります。
 もう一度注意深く含む。湧き上がってくるような、非常にほのかな甘み。中盤はなく、いきなりクライマックスかのように引いていく様は、酒はこうあるべきを体現しています。旨いっす。

 好みにもよりますが、断然10℃以下の温度帯がお勧めです。

 この日合わせたのは、三色丼。玉子、ミンチ、鮭フレークは見事な色合いで白いご飯を隠す。その中でも特に鮭フレークのほのかな塩味が、切れ味鋭い二左衛門と融合する。お試しあれ。


黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BY データ

醸造元 黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町)
使用米 兵庫県東条産特A山田錦35%精米
使用酵母 蔵内保存酵母
日本酒度 +3
酸度
アミノ酸度
アルコール度 16度
仕込水 九頭竜川伏流水(軟水)
杜氏 畑山浩
製造年月 2022/11上
容量 720ml
価格 12,000円(税別)
購入 酒のきまた

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2022/01/12 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020BY(ビンテージ)

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