昨晩は静岡県の磯自慢酒造株式会社さんが醸す、磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」山田錦しぼりたて生酒原酒をいただきました。
由紀の酒突撃隊長のMASAさんにお願いして、磯自慢のブルーボトルあたりの高級なところも含めて何種類か購入いたしました。しばらくは磯自慢祭りとなります♪。順に紹介していくシリーズ第二弾、「純米吟醸」山田錦しぼりたて生酒原酒です。
このスペックの火入れバージョンは、オフィシャルサイトにも記載があり、このブログでも2年前に紹介しておりますが、しぼりたて生酒原酒は記載なく、このサイトでも初めての紹介となります。
例によって裏ラベルの文言も引用しておきます。
純米吟醸生酒原酒「磯自慢」は酒造好適米、特A地区産山田錦を高度に精白し、南アルプス間ノ岳を源泉とする名水大井川伏流水を用いて吟醸冷蔵仕込室で低温でゆっくりと発酵させます。長年蓄積した独自の麹造りと優良な酵母(自社培養)を利用、厳寒の時期に丹精を込めて手造りされた絶品で、しぼりたての生酒原酒です。神秘的なフルーティーな香りと爽快な味わいを冷やしたまま御賞味下さい。
とあります。フルーティーな香りと爽快な味わい。楽しみです。
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」山田錦生酒原酒 レビュー
開栓は二週間前です。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどついておらず、綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、比較的華やかでメロンのように香ります。ん?バナナ?、あ、いや、やっぱりメロン。揺れるような雰囲気のある香りです。
含むと、おっ?、磯自慢?。珍しくメリハリを感じます。磯自慢の生原酒としては、昨年の春に吟醸をいただいていますが、そちらは磯自慢らしい優美な大人の雰囲気だったと記憶しています。一方こちらはブルンブルン!、いかにも搾りたてらしい起伏のある甘味。僅かに感じる酸も華を添えており、後半の引き際をも演出。
もう一度注意深く含む。今風のグルコースをバンっと出した甘味のメリハリとは違うが、描くラインは何とも美しい。これは!、あくまで自然の造形物でありながら、何とも妖しげで美しいヒアシンスだ!。この色、厚み、ライン。旨いっす。
ヒアシンス Hyacinthus orientalis 2019-02-10
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MMJ
f/8、1/160sec、ISO-1600、WB-AUTO
この日に合わせたのは、焼きナス、ナスの青椒肉絲などのナス料理。植物であることを忘れさせるほどの、じゅわっと染み出すナスの甘味。これが磯自慢の妖艶な甘味とマッチしていました。お試しあれ。
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」山田錦生酒原酒 データ
醸造元 | 磯自慢酒造株式会社(静岡県焼津市) |
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使用米 | 麹米、兵庫県特A地区東条産特上・特等山田錦50%精米 掛米、兵庫県特A地区東条産特上・特等山田錦55%精米(一部50%) |
使用酵母 | 自社保存酵母 |
日本酒度 | +4.5 |
酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
仕込水 | 大井川伏流水(軟水) |
杜氏 | 多田信男 |
製造年月 | 2019年1月中旬 |
容量 | 1.8L |
価格 | 4,250円(税別、遠方は送料の違いあり) |
購入 | MASAさんにお願いしました。 |
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」山田錦生酒原酒のYouTube
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」山田錦生酒原酒に関するリンク
日本酒ガイド > 静岡県 > 磯自慢(いそじまん)磯自慢酒造株式会社
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」山田錦生酒原酒に関するブログ
2017/01/12 磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」
静岡県の磯自慢酒造株式会社さんが醸す、磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」を飲んだ感想。飲み頃が先で、これからさらに味乗りするのかもしれないが、若いと言う印象ではない。後半でも苦みや酸が凸出することもない。含むたびに触り心地のよい羽毛で、顎のリンパの辺りを一回だけ撫でていなくなる。
2018/05/23 磯自慢(いそじまん)「吟醸」生酒原酒
静岡県の磯自慢酒造株式会社さんが醸す、磯自慢(いそじまん)「吟醸」生酒原酒を飲んだ感想。こちらの気持ちまで穏やかにしてくれる優美なたたずまい、これは!、ブルーの着物を召した夏目雅子さんだ!。色素のブルーではなく波長によるブルーのモルフォ蝶をも連想させる。
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