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花盛(はなざかり)「純米大吟醸」39しずく生原酒

花盛(はなざかり)「純米大吟醸」39しずく生原酒

 昨晩は岐阜県の花盛(はなもり)酒造株式会社さんが醸す、花盛(はなざかり)「純米大吟醸」39しずく生原酒をいただきました。

 素晴らしいお酒が揃う岐阜の蔵の中でも何の遜色もなく、いやむしろトップクラスでもっと知られていてもおかしくないと常々思っている花盛酒造さんのお酒です。

 今年3月の蔵開放の時に、一通り試飲をさせていただき、しずく搾り全部購入したい!と可兒杜氏(兼蔵元)にお願いしました。搾りを待っていた雄町も含めて6種類送っていただきました。

 順に紹介していくシリーズ第六弾は、フラッグシップとなる花盛(はなざかり)「純米大吟醸」39しずく生原酒です。

 開栓は三週間前です。いつもの一合蛇の目猪口に、八分目ほど注ぎます。無濾過としては比較的綺麗な澄みかたで、色もほとんど着いていません。

 上立ち香は、穏やかながら心地よく、メロンのように香ります。おお、これこれ♪、まさに我が家好みの上品な香りです。

 含むと、綺麗!、何と言う引き締まった甘味。そしてもう口中にない。テンポとしては本当にこんな感じで速く、多くを語っている暇はないほど速やかに引けていきます。自分好みの究極を突き詰めていくと、甘みはちゃんと存在していても、こんな引き際を求めていたのを思い出させてくれます。

 もう一度注意深く含む。これなんだよなぁ、この凝縮された世界観。吟味された原料を丁寧に原料処理し、低温で仕込み、自然に滴り落ちてきた究極の酒。簡単に飲んでしまうと、「飲みやすいね」で終わってしまうが、探ると垣間見える存在感。あっ、最近飲めていないが、何故か思い出した勝駒や羽根屋。旨いっす。

 この日合わせたのは、うな次郎。一度食べてみたかった魚のすり身で造ったうなぎもどきです。うな次郎についてはダイエットブログのほうに詳しく書きましたのでご参照ください。さすがにかば焼きのタレは、この系統の酒には濃いかな?とも思いましたが、意外にも広がりすぎようとするタレの甘味を引きしめてくれてました。お試しあれ。


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花盛(はなざかり)「純米大吟醸」39しずく生原酒 データ

醸造元 花盛酒造株式会社(岐阜県加茂郡八百津町)
使用米 山田錦39%精米
日本酒度 ±0
酸度 1.4
アルコール度 16度
仕込水 木曽川伏流水(軟水)
杜氏 可兒英二(兼蔵元)
製造年月 H30/05
容量 720ml
価格 3,700円(税別)
購入 花盛酒造株式会社
問い合わせ 酒のひろせ

花盛(はなざかり)「純米大吟醸」39しずく生原酒に関するリンク

日本酒ガイド > 岐阜県 > 花盛(はなざかり)花盛酒造株式会社

花盛酒造株式会社さんオフィシャルサイト

花盛(はなざかり)「純米大吟醸」39しずく生原酒に関するブログ

2018/08/18 花盛(はなざかり)「純米吟醸」ひだほまれ55しずく生原酒

2018/08/01 花盛(はなざかり)「純米」雄町60しずく生原酒

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2018/07/12 花盛(はなざかり)「純米吟醸」山田錦60しずく生原酒

2018/06/28 花盛(はなざかり)「純米大吟醸」50しずく生原酒

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