昨晩は山口県の旭酒造株式会社さんが醸す、獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50をいただきました。
このお酒がまだ純米吟醸と呼ばれていたころ(約十年前)、50の遠心分離を本当によく飲みました。現在は50の遠心分離はないようですが、遠心分離ではない50はどんな印象のお酒だったかを調べてみると、何と記録がありません。飲んだのはブログが始まる前だったのかもしれませんが、獺祭(だっさい)の基本とも言えるお酒のレビューがないというのも寂しいので。多少無理に購入いたしました。
はせがわ酒店さんのセット販売で、他には田酒「百四拾」♪♪、一ノ蔵「すず音」♪、一ノ蔵「華めくすず音」♪、ワイン1本、焼酎1本です。
オフィシャルサイトの商品紹介には、
最高の酒米といわれる山田錦を50%まで磨いて醸した純米大吟醸。きれいで新鮮な味と柔らかで繊細な香りが絶妙なバランスを保っています。
と書かれています。きれいで新鮮な味と柔らかで繊細な香り♪、楽しみです。
上立ち香は穏やかながら心地よく白桃の様に香ります。開栓直後は霞がかったような香りの出方でしたが、すぐに我が家好みの香りの出方になりました。まごうことなき純米大吟醸。
含むと、おお、優しい。とんがった酸がないので非常に上品で、奥から出てくる僅かな甘味が上品さに華を添える。純米大吟醸ながら量も飲んでいけそうな雰囲気があります。あっ、あくまで自分基準です。量といっても一晩に一升飲むわけではありません。
もう一度注意深く含む。ん~、安心感あるなぁ♪。いつ、どこで飲んでも、ややもすると自分のコンディションがどうあれ、この旨さを提供してくれそうな雰囲気まであります。まさに口上通りのきれいで新鮮な味、旨いっす。
僅かな酸の枠組みでエロスまで表現してきたら、さらにとてつもない酒になりそうですが、それでは獺祭(だっさい)ではなくなってしまうか。再現性も難しいのかもしれませんが、デフォルト50に加えエロス50と称して甘味と程よい程度の酸のバランスのお酒を出したら面白そうです。
それにしても2013年の価格改定があったとは言え、このお酒を一升瓶価格で3,000円で提供していただける、あっぱれです。
※コストパフォーマンス部門 由紀の酒 Best of the year 2016 入賞
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50 データ
醸造元 | 旭酒造株式会社(山口県岩国市) |
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使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
使用米 | 山田錦50%精米 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 西田英隆(取締役製造部長) |
製造年月 | 2016/03G |
容量 | 720ml |
価格 | 1,425円(税別・箱なし) |
購入 | はせがわ酒店 |
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50に関するリンク
日本酒ガイド > 山口県 > 獺祭(だっさい)旭酒造株式会社
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50に関するブログ
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