昨晩は奈良県の美吉野醸造株式会社さんが醸す、天彩(あまいろ)「純米」貴醸酒SAKE100をいただきました。
ラベルは前回紹介したSAKE100同様にシンプルですが、自分の撮影方法では非常に悩まされます。白を基調としたグランドに、彩りを思わせる虹色の光沢文字。この文字がほとんど写りません。しかしながら自称、酒瓶写真家としては何とかするのが腕の見せ所。全面のレフ板に文字への反射部分だけ黒い紙を貼り、後はPhotoshopのレタッチで見栄えを整えなんとかこんな感じになりました。
このお酒は9月に東京へお上りした時に、SAKETIMES の小池編集長から頂いたものです。感謝♪。
SAKE100(サケハンドレッド)は「100年誇れる1本を。」を掲げ、展開される最高級日本酒ブランドです。またこの天彩(あまいろ)を醸す美吉野醸造さんは「花巴」で知られ、全量、酵母無添加、奈良県産米での仕込みとなっています。酒で酒を仕込むのが貴醸酒ですが、この天彩(あまいろ)は「累乗仕込み」と言うことで、貴醸酒で酒を仕込むことで、老舗に代々伝わる秘伝のタレのように、累乗に累乗を重ねることで、濃縮されたオリジナルな味わいをめざしています。
天彩(あまいろ)「純米」貴醸酒SAKE100 レビュー
開栓は二週間前です。いつもの一合蛇の目猪口に五分目ほど注ぎます。色は貴醸酒らしくほんのり山吹色。透明感はそこそこで、無濾過を思わせるような澄み方です。
上立ち香は穏やかながら明確に、酸を思わせる香り。何故か思い浮かんだ鉛筆の香り。
含むと、想定以上にあっさりと軽い甘味、すぐ後に続いて軽い酸味。味わいが軽いのはアルコール度も関連しているか?。後半は酸が効いて収束を向かえます。
これは燗を付けた方が、その特徴を活かせるか?と思い、人肌までつけてみました。平盃で頂くと、香りのイメージが穏やかになり、含みもスムーズに。甘味酸味のバランスも崩れることなく、なだらかな稜線を見せる。
もう一度注意深く含む。好きな人には「たまらない!」であろう軽い甘味。これは、一見モノトーン?かと思わせるモクビャッコウ。撮影的に本来好みなのはf8まで絞ったシャッキっとした描写だが、このお酒のイメージは開放で撮影した、周辺減光している被写界深度の浅い、なだらかな美しいボケの方。旨いっす。
モクビャッコウ(木百紅) 2019-10-08
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60 C MMJ
f/2.8、1/500sec、ISO-100、60mm、WB-6050K
SNSの写真アカウントに以前掲載したのはf8まで絞った描写の方です。
モクビャッコウ(木百紅) 2019-10-08
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60 C MMJ
f/8、1/125sec、ISO-100、60mm、WB-5900K
この日合わせたのは、食後のデザート。トップバリューの不揃いイチゴのホワイトチョココーティング。イチゴの酸味とホワイトチョコレートの甘味♪。ややお酒を食い気味だが、マジで旨いのでお試しあれ。
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天彩(あまいろ)「純米」貴醸酒SAKE100 データ
醸造元 | 美吉野醸造株式会社(奈良県吉野郡吉野町) |
---|---|
使用酵母 | 無添加 |
使用米 | 奈良県産米70%精米 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 12度 |
仕込水 | 大峰山系伏流水(軟水) |
杜氏 | 橋本晃明(兼蔵元) |
製造年月 | 2019/08 |
容量 | 500ml |
価格 | 7,300円(税込み、蔵直出荷により送料別) |
購入 | いただきもの |
天彩(あまいろ)「純米」貴醸酒SAKE100のYouTube
天彩(あまいろ)「純米」貴醸酒SAKE100に関するリンク
天彩(あまいろ)「純米」貴醸酒SAKE100に関するブログ
2019/12/30 深豊(しんほう)「純米」SAKE100
石川県の数馬酒造株式会社さんが醸す、深豊(しんほう)「純米」SAKE100を飲んだ感想。この心地よいザラザラ感。可愛らしい子猫が膝の上にちょこんと座り、ぺろぺろと指をなめてくる。じりじりとした感触。思ったよりも長めにいてくれたが、ゆっくりと立ち上がり去っていきました。
お酒ミライ > SAKE100試飲会レポート 新世代プレミアムブランドをとことん味わってきた!
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