昨晩は茨城県の結城酒造株式会社さんが醸す、結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒をいただきました。
先日、「一升瓶価格4000円までの良い酒」と言う記事を書いていて、無性に飲みたくなった「結ゆい」。地元では稲沢の「リカーショップはら」さんに扱いがあることがわかっていたので、ふらふらと吸い寄せられました。店主と3時間ぐらい話し込んだのは内緒です。今度は試飲できる時に、公共交通機関を利用してお邪魔したいです。
雄町は居酒屋でも良く飲むので山田錦をと思ったのですが、出品仕込み(赤磐雄町38%精米)のおりがらみが入荷していたので、迷ったあげく一升瓶で購入してきました。
結果、四千円で購入可能な純米吟醸ではありませんが、さらにパフォーマンスの高そうなお酒に出会えて良かったです。取り扱い店が限定となる「結ゆい」は他とは違った簡易的なラベルとなるようです。はずれの無い「結ゆい」ですが、簡易的ラベルは特にパフォーマンスの良いお酒のように感じます。以前は、池田酒店限定の赤磐雄町50%精米を紹介していますが、あれはとてつもないお酒でした。
結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒 レビュー
開栓は6月6日(日)で約三週間経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。おりがらみらしく、うっすらと濁りますが、蛇の目は確認できる程度。
上立ち香は、心地よく華やかに、デリシャスリンゴを思わせるように香ります。すでに果実の熟れた甘さを想像させるような、完全に我が家好みの香りです。
含むと…、…、来たぁ~「じゅわ」っとくる独特の強めの甘味は、ビタミンカラーのように元気を貰えそう。最近飲んだ中ではW(ダブリュー)の愛山に通じるような雰囲気です。がつんっと一発くらってフラフラしていても、次の一撃が来ないのでどの程度そうしていたのか…?(笑)。記憶をたどってみると、後半は僅かな酸が引き締めていたようにも思えます。(何といい加減な…)
もう一度注意深く含む。想定していれば、気持ちを確かにこの心地よすぎる甘味を迎えることができる。じわりとにじり寄ってくる強めの甘味の割に気持ち良く引いていくので、後半の記憶がないのも頷ける。このビタミンカラー、これはキンセンカだ。おりがらみらしく気持ち良くボケるが、開放で捉えたピント面はきっちりエッジを見せる。旨いっす。
この日合わせたのは、ミックスベジタブル。と言っても我が家の特製で、程よい大きさにぶつ切りになった、タコ、キュウリ、パプリカ、トマト、ひよこ豆、枝豆、ヤングコーン。ここにイタリアンドレッシングがかかります。色とりどりの旨味を、結ゆいがひとまとめ。お試しあれ。
結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒 データ
醸造元 | 結城酒造株式会社(茨城県結城市) |
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使用酵母 | M310 |
使用米 | 岡山県赤磐産雄町38%精米 |
アルコール度 | 15度 |
仕込水 | 鬼怒川系伏流水(軟水) |
杜氏 | 浦里美智子(兼蔵元) |
製造年月 | 2021/04 |
容量 | 1.8L |
価格 | 4,600円(税別) |
購入 | リカーショップはら |
結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒に関するYouTube
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