昨晩は岩手県の株式会社南部美人さんが醸す、南部美人（なんぶびじん）「特別純米」R2BYをいただきました。
このお酒は東京農大のクラウドファンディング「日本酒プロジェクト2020」に賛同し、参加した時のものです。新型コロナウイルス感染症拡大によって販売が激減している日本酒業界において、その現状を少しでも打開することをめざしています。日本の伝統文化と日本酒を守るため、全国から酒蔵を募集し、41蔵が参加しておりました。
由紀の酒としては、関谷さんのところ（蓬莱泉）も迷ったのですが、パッケージが新しくなった「南部美人」は順次飲んでいくと決めていたので久慈さんのところ（南部美人）とさせていただきました。
「大吟醸」との2本ということで順に紹介していくシリーズ第一弾、南部美人（なんぶびじん）「特別純米」です。このお酒は2017年のIWCにおいてチャンピオン酒となっております。
南部美人（なんぶびじん）「特別純米」R2BY レビュー
開栓は2月14日で、一週間が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に8分目ほど注ぎます。比較的綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。
上立ち香は穏やかながら心地よく、リンゴを思わせるように香ります。あ～、これです♪、南部美人の香り！。特別純米ながら完全に我が家好みのいい香りをしています。
含むと、…、…、いいっすね～旨い。特別純米らしい適度な量の純粋な甘み。酸は控えめで、広がる癖のない綺麗な甘みは、ひと塊になって一定時間の幸せを口中に振り撒いた後、捌けていきます。チャンピオンに相応しい佇まい。
もう一度注意深く含む。この威風堂々とした佇まい。これは！、プリムラ・ポリアンサだ。美しく広がる花弁は綺麗な赤のコントラストを見せ、下部にはバランス良く次の出番を待つ蕾。旨いっす。
プリムラ・ポリアンサ 2021-01-24撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/100 AEJ
f/11、0.4sec、ISO-100、WB-5500K
この日合わせたのは、鉄板焼きで、メインは柿安のハンバーグ。おお溢れる肉汁に、心地よく絡む玉ねぎのソース。これを見事に包み込む南部美人。久慈さん絶対肉好きだわ（笑）。お試しあれ。
南部美人（なんぶびじん）「特別純米」R2BY データ
| 醸造元 | 株式会社南部美人（岩手県二戸市） |
|---|---|
| 使用米 | ぎんおとめ55%精米 |
| 使用酵母 | M310、9号系酵母 |
| 日本酒度 | +4 |
| 酸度 | 1.5 |
| アミノ酸度 | － |
| アルコール度 | 15度以上16度未満 |
| 仕込水 | 折爪馬仙峡伏流水（中硬水） |
| 杜氏 | 松森淳次（南部杜氏） |
| 製造年月 | 2020/11 |
| 容量 | 720ml |
| 価格 | 1,600円（税別） |
| 購入 | 株式会社南部美人 |
南部美人（なんぶびじん）「特別純米」R2BYのYouTube
南部美人（なんぶびじん）「特別純米」R2BYに関するリンク
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