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春心(はるごころ)「純米吟醸」兼六桜生酒

春心(はるごころ)「純米吟醸」兼六桜生酒

 昨晩は石川県の合同会社西出酒造さんが醸す、春心(はるごころ)「純米吟醸」兼六桜生酒をいただきました。ゴールデンウィークの粟津温泉旅行の時に、蔵に寄らせていただき購入してきたものです。

 このお酒には桜酵母が使われています。いろいろな観光名所にちなんだ酵母を採取して、もっとも醗酵力のある酵母が兼六園の桜から採取したものだったことから、いしかわ花酵母開発プロジェクト委員会を設立し、県内酒造メーカー14社で開発を進めてきたそうです。その特徴は、和食の味を引き立たせる穏やかな香りと爽やかな酸味とのこと。さて、爽やかな酸とはいかに・・・。

 上立ち香は、穏やかにバニラを思わせるように香ります。乳酸や麹も少し感じさせてくれます。含むと、ジュワっと攻めてくるやや厚みのある酸の扉から、いたずらっ子が顔をのぞかせるような可愛らしい甘味。後半はじんわりとたなびくように引いていきます。食が進んでいくと酸味と甘みが溶け合い、旨味となって楽しませてくれます。生生しい感じがない分落ち着いていて、爽やかと言うのとも少し違う。しかし重いわけではなく、しっとりと飲ませてくれます。旨いっす。

 蔵元さんで購入しているのに、価格を忘れてしまいました。記憶では本醸造と説明されたような気もしますが、ラベルは純米吟醸と書いてあります。アルコール度は上から訂正したかのように19度と書いてあるので、本醸造原酒が正しいかもしれません。他にもいろいろ試飲したからなぁ。って言い訳です(笑)。ちなみに検索では、純米吟醸の13度の低アルコールがHITしたので、そのラベルの流用かもしれません。

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春心(はるごころ)「純米吟醸」兼六桜生酒 データ

醸造元:合同会社西出酒造(石川県小松市)
使用米:石川県産米60%精米
アルコール度:19度
杜氏:西出裕恒(兼蔵元)
瓶詰:2015/05
容量:500ml
価格:記憶なし(情報お持ちの方お願いいたします)
購入:合同会社西出酒造

春心(はるごころ)「純米吟醸」兼六桜生酒に関するリンク

春心(はるごころ)「純米吟醸」兼六桜(日本酒ラベル)
合同会社西出酒造さんオフィシャルサイト

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