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雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020

雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020

 昨晩は山口県の八百新酒造株式会社さんが醸す、雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020をいただきました。

 2015年に雁木(がんぎ)「純米吟醸」無濾過生原酒を飲んでからの、にわか雁木ファンです。しかしいつも寄らせていただく酒販店に扱いがないので、なかなか自宅ではじっくりと飲めていません。

 昨年「ふるさと納税」なるもので、この雁木「鶺鴒」を入手し飲んで感動!。由紀の酒Best of the yaerに選ばせていただきました。今年も同様にお取り寄せいたしました。

 木箱に入った一升一万円のお酒と言うことで、雁木のフラッグシップと思われます。

 オフィシャルサイトの商品紹介には…、

セカンドネームの「鶺鴒(せきれい)」は、蔵の前を流れる錦川の水面すれすれを一直線に滑るように翔ける鶺鴒の軌跡にも似た、清清しい飲み心地をイメージしたもの。優雅な香味で満たされた後に、きれいな余韻が一筋に続くお酒です。

 とあります。滑るように翔ける鶺鴒の軌跡を、今期も堪能いたします。

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雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020 レビュー

 開栓は元旦で、一ヶ月ほど経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんど着いておらず、綺麗に澄んでいます。

 上立ち香は、心地よく華やかに、リンゴを思わせるように香ります。華やかではあるものの嫌みはなく、心落ち着く安心できるかのような我が家好みの香りです。

 含むと、これもまた綺麗!。そりゃここのところ飲んでいるお酒が、季節的にとびっきりの良いお酒ばかりなので当たり前ですが…。しみじみいい酒だなぁと思えるのは、ほんのり甘く綺麗に消えるところ。そして一升瓶と言うことで、しばらく楽しめると言う安心感もプラス。昨年と違って感じたのは、僅かに中盤以降で酸が仕事をし始め、後半の切れへと繋げているところ。「滑るように翔ける鶺鴒の軌跡」は健在。

 もう一度注意深く含む。ほんのりとしながらも確実に見せるテクスチャー、これはシクラメンだ。光を確実に捉えた描写は、花弁の先で濃いピンクから白へと移り変わる。心地よい質感。旨いっす。

シクラメン

シクラメン 2020-12-25撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZE
f/2、1/160sec、ISO-100、WB-5100K

 この日合わせたのは、鯛のお刺身。結構大きな鯛がまるまる一匹何と1,280円!。これも飲食店の消費が減っている影響のようです。これを刺身用に捌いてもらいました。捌きたての割にイイ感じにこなれ、旨味も十分。甘味すら感じる♪。ここに綺麗な鶺鴒が寄り添う。お試しあれ。


雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020 データ

醸造元 八百新酒造株式会社(山口県岩国市)
使用米 山口県産山田錦35%精米
使用酵母 山口酵母9H
日本酒度 +4
酸度 1.7
アルコール度 16度
杜氏 小林久茂(兼蔵元)
製造年月 2020/12
容量 1.8L
価格 10,000円(税別)
購入 山口県岩国市ふるさと納税

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雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020に関するリンク

日本酒ガイド > 山口県 > 雁木(がんぎ)八百新酒造株式会社

八百新酒造株式会社さんオフィシャルサイト

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雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)
山口県の八百新酒造株式会社さんが醸す、雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)を飲んだ感想。このピュアな質感、これはネリネ・ビアンカパーラだ。白の中に確実に存在する白の上品な階調。花弁の細かい粒々はキラキラと輝いて見えます。

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