昨晩は新潟県の高千代酒造株式会社さんが醸す、高千代(たかちよ)「純米」豊醇無盡扁平精米無調整生原酒(赤ラベル)をいただきました。
タイトル長っ!ってことで、例によって扁平精米は割愛させていただいております。精米歩合が非公開となっているため、特定名称はうたわれていませんが、原材料が米、米麹となっているため、ここでは便宜上「純米」と書かせていただいております。
さて、平仮名のたかちよシリーズは何らかのフルーツの香りを目指して醸されています。この赤ラベルはズバリ林檎。官能に依存する部分なので断定はできませんが、一般的には酢酸イソアミルよりもカプロン酸エチルが優位に出た方が、林檎の香りに感じやすいと言われています。
基本的に香る酒は大好きなので、このお酒も期待してしまいます。さて、りんごラベルの味わいはいかに…。
上立ち香は、程よく穏やかにマンゴー?、南国フルーツを思わせるように香ります。林檎と言うよりは、もう少し甘く熟したフルーツを思わせる。しかし間違いなく好みのいい香りです。
含むと、ジュワっと来る甘味と酸味のバランスはいかにもフルーティー。やはり熟した果実様の甘味で、大好きなたかちよブラックのイメージがよみがえります。
もう一度注意深く含む。最初に僅かに感じるピリピリは微炭酸から来るフレッシュ感。開栓後2週間経過しており、残り五分の一となっていますが、このフレッシュ感が変わらないところも好印象。中盤の強めの甘味、酸味で今風のメリハリ、後半の満足感とキレへとつなげています。素晴らしいストーリー。旨いっす。
さて、この手のメリハリのあるお酒。どんな食と合わせると幸せになれるのか?、上げていくと結構あります。サバの味噌煮、ブリ大根、サバの燻製、サバの干物などなど。結構あるって言いながら、食材はサバばっかしやん!と言うつっこみはコメントまで…。いやぁ、今年は本当にサバが旨く感じるんです。筋肉も喜んでいる気がするし♪。
銘柄の高千代はオフィシャルサイトを参照すると髙千代で(はしごだか)の文字ですが、環境依存文字であること、検索エンジン的には高千代で検索されることが多いことからあえて高千代で表示いたします。またこの豊醇無盡のシリーズは銘柄も「たかちよ」と平仮名表記となっていますが、あえて両方表記しております。
高千代(たかちよ)「純米」豊醇無盡扁平精米無調整生原酒(赤ラベル) データ
醸造元 | 高千代酒造株式会社(新潟県南魚沼市) |
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使用米 | 国産米 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 円水、硬度22mg/l(軟水) |
杜氏 | 阿部茂夫(越後杜氏) |
製造年月 | 2016/03 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,700円(税別) |
購入 | 酒泉洞堀一 |
高千代(たかちよ)「純米」豊醇無盡扁平精米無調整生原酒(赤ラベル)に関するリンク
日本酒ガイド > 新潟県 > 高千代(たかちよ)高千代酒造株式会社
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酔いどれオタクの日本酒感想記 > たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 27BY
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