昨晩は奈良県の油長酒造株式会社さんが醸す、風の森(かぜのもり)「純米」秋津穂しぼり華をいただきました。笊籬(いかき)採り2種、しぼり華2種の4本を同時購入することができましたので、順に紹介していくシリーズ第二弾です。
四合瓶は久しぶりに購入したのでいつからなのかわかりませんが、以前のスクリューキャップと違い一升瓶と同じ打ち込み栓になっています。握力の少ない女性にはスクリューキャップの方が開栓は楽と思われますが、打栓による瓶の破損の可能性もあることから、最近は打ち込み栓が増えているようです。
先日紹介した、風の森(かぜのもり)「純米大吟醸」秋津穂しぼり華はこれまでも良く飲んでいたスペックですが、この磨いていない方は初めてです。
裏ラベルの商品紹介は、先日の風の森(かぜのもり)「純米大吟醸」秋津穂しぼり華にも記載いたしましたが、異なる部分もありましたので再度掲載いたします。
無垢にして上質。風の森には開栓直後、発酵由来の炭酸ガスが含まれていることがありますのではじめは搾りたての味わいを、消えた後はいっそう円熟した味わいをお楽しみ下さい。
風の森は超低温で長期間醗酵を進めることでお米の個性を最大限に引き出しています。
風の森にとって醸造適性に優れた秋津穂は全量が地元の契約栽培米です。秋津穂純米は風の森のスタンダード。しぼってそのままのボリューム感ある味わいをお楽しみいただけます。
とあります。しぼってそのままのボリューム感♪、楽しみです。
いつもの一合お猪口に、8分目まで注ぐ。風の森の代名詞でもある細かい気泡がついています。
上立ち香は、結構明確に麹様の香り。何となく甘味すら感じられるような、いかにも旨そうな香りです。
含むと、メリハリあるなぁ~。ガス感を伴う風の森らしいファーストアタックは、起伏のある甘味がせりあがってくるところから物語が始まります。結構冷えている状態も相まって、純米大吟醸との差は僅かとも思えるほど綺麗さも感じます。
もう一度注意深く含む。場面変化とまでは行かないまでも確実にメリハリが増し、先ほどとは違う表情を見せる。展開がゆっくりなところは昔の純愛ドラマのよう。はらはらドキドキが無いわけではないが、意味の分からない展開はない分、安心して飲んでいられます。
後半は、こうなったらいいのになぁと思う通りのハッピーエンドで、十分に堪能した甘味も引き上げていきます。画面には「fin」の文字。旨いっす。
風の森(かぜのもり)「純米」秋津穂しぼり華2016BY データ
醸造元 | 油長酒造株式会社(奈良県御所市) |
---|---|
使用米 | 奈良県産秋津穂65%精米 |
使用酵母 | 協会7号酵母 |
発酵日数 | 30 |
アルコール度 | 17度 |
仕込水 | 金剛葛城山系深層地下水 硬度214mg/l(硬水) |
杜氏 | 松澤一馬 |
製造年月 | 2016/11 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,050円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
風の森(かぜのもり)「純米」秋津穂しぼり華に関するリンク
日本酒ガイド > 奈良県 > 風の森(かぜのもり)油長酒造株式会社
風の森(かぜのもり)「純米」秋津穂しぼり華に関するブログ
2016/12/24 風の森(かぜのもり)「純米大吟醸」秋津穂しぼり華2016BY
風の森(かぜのもり)「純米大吟醸」秋津穂しぼり華2016BY
奈良県の油長酒造株式会社さんが醸す、風の森(かぜのもり)「純米大吟醸」秋津穂しぼり華2016BYを飲んだ感想。ジュワっと口中にしみわたる甘味♪。僅かなガス感と酸が、彩りを添えているのが甘味の直後にわかる。爽やかな甘味の風の森アタックに、何人の人が「ズキューン」となったことでしょう。
コメント