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からはし「純米吟醸」山田錦

からはし「純米吟醸」山田錦

 昨晩は福島県のほまれ酒造株式会社さんが醸す、からはし「純米吟醸」山田錦をいただきました。

 IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2017の純米吟醸酒の部でGOLDとなっている見知らぬ銘柄。NETでお酒を物色していて見つけたので購入いたしました。その後、5月22日の発表で、見事純米吟醸酒の部でトロフィー(GOLDの中の一番)にも輝きました。会津ほまれで知られる蔵元さんで、2015年にはチャンピオンサケ(トロフィーの中のさらに一番)に輝いています。

 雑味の少ない酒造りと言うコンセプトで、精米歩合60%で精米歩合40%の酒に限りなく近付けることを目指したそうです。

 ラベルの文字は浦安市在住の書道家「池田薫秀」氏によるものです。

 いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。綺麗に澄んでいます。ヘッドスペースは少な目ですが、すでに心地よい香りが立ち込めます。瓶火入れとのことでしたが、細かい気泡がついています。

 上立ち香は、心地よく華やかにパインを思わせるように香ります。久しぶりのパイン!。こう言う香りも好きなんですよね~、いい香りが出ています。香りは正に大吟醸を感じさせてくれます。

 含むと、ジュワっと広がる強めの甘味。いかにも今風、って言うか甘味と酸味のバランス。この辺りは大吟醸のそれではなく、山田錦の旨みをふんだんに膨らませ、十分に楽しませてくれます。好感が持てるのは、60%精米以上のお酒に感じることがある、雑味をそれと感じさせることなく、吟醸らしく綺麗さを堪能させてくれるところです。後半はやや大人しくなっている酸味が、ほのかなガス感も相まって、ちゃんと仕事をして引き上げていきます。上手いなぁ、18号酵母にありがちだった、後半のエグミは見事に消されています。

 もう一度注意深く含む。こ、これは!、ダイハツの「コペン」だ!。軽のサイズ感ながら、十分にモータースポーツを堪能でき、同時に電動ルーフ(1801号酵母)でラグジュアリー感に浸れる。しかもこの開放感(爽快感)。旨いっす。


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からはし「純米吟醸」山田錦 データ

醸造元 ほまれ酒造株式会社(福島県喜多方市)
使用米 山田錦60%精米
使用酵母 協会1801号酵母
日本酒度 +1
酸度 1.6
アミノ酸度 1.2
アルコール度 16度
仕込水 飯豊山伏流水(軟水)
杜氏 中島一郎(会津杜氏)
製造年月 2017/05
容量 1.8L
価格 3,000円(税別)
購入 はせがわ酒店

からはし「純米吟醸」山田錦に関するリンク

由紀の酒 > 日本酒ガイド > からはし ほまれ酒造株式会社

ほまれ酒造株式会社さんオフィシャルサイト

IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2017トロフィー

からはし「純米吟醸」山田錦に関するブログ

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