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常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛

常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛

 昨晩は福井県の常山酒造合資会社さんが醸す、常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛をいただきました。

 由紀の酒-日本酒談義-では、オンライン日本酒会を開催させていただいております。先日は、常山(じょうざん)の蔵元杜氏、常山(とこやま)晋平さんをお迎えすることができました。このお酒はその時に用意したものです。

 先日のオンライン飲み会によると、趣のある題字は福井市生まれの書道家、岩田和枝さんによるものなんだそうです。蔵の側の田園に流れ込む水はホタルが飛ぶほどの水質だそうで、このラベルの字体も蛍(ホタル)の光の軌跡をイメージしてデザインされています。

 本当はその直前にアナウンスのあった、今年度から純米仕込みになった出品酒、吉祥黒松が欲しかったのですが、その時はまだ近隣の取り扱い店である酒泉洞堀一さんに入荷していませんでした。オンライン飲み会で参加者の皆さんも飲みたい!ってことになり、小久保さんの了解もなしに(笑)、出荷以来をしました。後日その出品酒も紹介いたします。

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常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛 レビュー

 開栓は7月12日で、三日が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほんのり黄色いが、綺麗な澄み方をしております。

 上立ち香は、穏やかながら心地よく、白桃を思わせるように香ります。完全にこの時点では前に出てくるお酒ではないので、派手な子たちと合コンしてはいけません。奥ゆかしい佇まい。

 含むと、…、すっきり。酸度が抑え込まれているので、日本酒度の数値が信じられないくらいに心地よいほのかな甘味。後半は逆に、その数値が活き活きしたようにスパンっと切り上げます。

 もう一度注意深く含む。あの目力ですっかりやられてます。全員がこの子に心を奪われ、もうこの時点で釘付けです。これは、クレマチスだ!。何という表情、口中にはすでになくとも、脳裏に焼き付く描写。旨いっす。

クレマチス

クレマチス 2019-04-28撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60 C MMJ
f/8、1/125sec、ISO-1600、60mm、5000K

 この日に合わせたのは、ピーマン肉詰め。パキッと仕上がったピーマンの食感に、じゅわっと出てくる肉汁。酸が少ない割にしっかり寄り添う常山。お試しあれ。


常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛 データ

醸造元 常山酒造合資会社(山梨県北杜市)
使用酵母 FK501酵母
使用米 福井県奥越地区産五百万石50%精米
日本酒度 +8
酸度 1.3
アルコール度 16度以上17度未満
杜氏 常山晋平(兼蔵元)
製造年月 2020/05
容量 720ml
価格 1,800円(税別)
購入 酒泉洞堀一

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常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛に関するリンク

日本酒ガイド > 福井県 > 常山(じょうざん)常山酒造合資会社

常山酒造合資会社さんオフィシャルサイト

常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛に関するブログ

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