![東一(あづまいち)「大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒](https://www.sakeblog.info/wp-content/uploads/2016/12/41-azumaichidaiginjoshizukudoritobinchozoshu.jpg)
昨晩は佐賀県の五町田酒造株式会社さんが醸す、東一(あづまいち)「大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-が始まった、2002年のBest of the yearにもなっている東一。それだけに、これまでも常に意識してはおりましたが、とびっきりを頂くのは久しぶりとなってしまっています。ここにきて強烈に飲みたくなったので、4種類ほどまとめて購入いたしました。しばらくは東一三昧が出来そうです。
東一と言えば、古くから地元産の酒造好適米にこだわり、昭和63年からは山田錦の作付けを始め、平成2年には自家栽培の山田錦で仕込んだ大吟醸で全国新酒鑑評会の金賞を受賞しております。
さて、そんな「米から育てる酒造り」をコンセプトにされている東一の中でも、とびっきりの4本を順に飲んでレポートいたします。まずは一本目、「大吟醸」の雫搾り斗瓶貯蔵酒です。
上立ち香は、心地よく華やかにイチゴを思わせるように香ります。ベリー系の香りってのも久しぶりですが、品良く香るので好感が持てます。
含むと、ギュンギュンに詰まったグミのような食感が、口中で1.5倍の直径に膨れ上がる。倍まではいかないところが奥ゆかしく、ここでも香りからつながるような品の良さを醸し出している。膨れ上がった球体が小さくなっていくのに伴い、中盤から後半にかけてほのかな甘みがせりあがってくる。需要供給曲線のように入れ替わると、終盤にかけては時短で収束していく。
もう一度注意深く含む。崩れないなぁ~。見習いたいくらいにしゃんとしています。そしてやはり高密度!。旨いっす。
東一(あづまいち)「大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒 データ
醸造元 | 五町田酒造株式会社(佐賀県嬉野市) |
---|---|
使用酵母 | 熊本系蔵内培養酵母 |
使用米 | 契約栽培山田錦39%精米 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.5 |
アルコール度 | 17度 |
仕込水 | 塩田川伏流水 |
杜氏 | 林彰 |
製造年月 | 2016/06 |
容量 | 720ml |
価格 | 4,000円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
東一(あづまいち)「大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒に関するリンク
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2015/12/31 由紀の酒 Best of the year 2015
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