昨晩は佐賀県の五町田酒造株式会社さんが醸す、東一(あづまいち)「純米大吟醸」をいただきました。
東一が強烈に飲みたくなったので、とびっきり4本を順に紹介していくシリーズ第三弾です。実は雫搾りはよく飲んでいたのですが、お値打ちな方としては、純米吟醸や吟醸、にごり酒などへ購買意欲が流れ、このスペックは飲んだことがありませんでした。
精米歩合だけで判断するつもりはありませんが、山田錦39%精米の純米大吟醸で一升瓶価格五千円であれば、お値打ちな部類に入るのではないでしょうか?。粕歩合がわかれば、もっと判断しやすいのですが、残念ながら粕歩合の表示は一般的ではないようです。
ラベルに産地を含む使用米、粕歩合、上槽年月、出荷年月(現在の製造年月)の記載があると嬉しいなぁと思う次第です。
上立ち香は、穏やかで明確でないものの、メロンのように香ります。いつもの一合利き猪口では見つけることができず、吟醸グラスに移し替え見つけたメロンですが、ほのかながらうっとりするような嫌みのない香りです。
含むと…、先日紹介した※1.東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒と同じ精米歩合で、ここまで印象を変えられるとは!。雫搾りが高密度で限られた範囲での小宇宙とするならば、こちらは超新星爆発してます。旨味が弾けてます。
もう一度注意深く含む。おや?、食がすすむことでもまた随分印象が変わりました。何も食べていないときの甘味の度合いが10とするならば、今は3~4くらいまで激減しています。ゆるゆると飲んでいけそうな雰囲気まで出てきました。順番が逆であれば、これは超新星爆発の前の直径が著しく小さくなっている段階?。いろいろな表情を見せてくれます。旨いっす。
超新星爆発と言えば冬の大三角形を形成する、オリオン座のベテルギウス。右肩がなくなってしまっては寂しいけれど、どうせなくなるのであれば生きているうちに見てみたいものです。
東一(あづまいち)「純米大吟醸」 データ
醸造元 | 五町田酒造株式会社(佐賀県嬉野市) |
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使用酵母 | 熊本系蔵内培養酵母 |
使用米 | 契約栽培山田錦39%精米 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.5 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 塩田川伏流水 |
杜氏 | 林彰 |
製造年月 | 2016/03 |
容量 | 720ml |
価格 | 2,500円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
東一(あづまいち)「純米大吟醸」に関するリンク
日本酒ガイド > 佐賀県 > 東一(あづまいち)五町田酒造株式会社
東一(あづまいち)「純米大吟醸」に関するブログ
2016/12/14 ※1.東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒
東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒
佐賀県の五町田酒造株式会社さんが醸す、東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒を飲んだ感想。高密度ながら、ひとまわり大きな球体が甘味を伴い舌に乗る。っと同時に収束。「え?、もう少し堪能させてよ~。」っと次のひとくちへ。
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