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夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒

夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒

 昨晩は長野県の株式会社小野酒蔵店さんが醸す、夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒をいただきました。

 このお酒は、埼玉の地にて毎月開催される、3,000円までの純米酒をブラインドで評価する会「楽酒之会」にて何度かトップになったスペックです。もともとこの蔵の※1.夜明け前(よあけまえ)「特別本醸造」辰の吟なまざけはコストパフォーマンスが非常によいので、良く購入しておりました。ちょっと贅沢なスペックを試してみたくなったので、購入してきました。

 オフィシャルサイトにも書いてありますが、「しずくどり」とありますが、上槽は槽搾りです。

 オフィシャルサイトの商品説明では、広報担当の櫻庭さんのコメントとして…

 優しい甘さがさらっと、とっても飲みやすい!!米の上品な甘さがよく立ち、するるっとした喉ごしです。アルコールが入っていないような軽やかさで、さわやかな甘さが優しく香ります。

 とあります。アルコールが入っていないような軽やかさ。いいですよね~。抵抗感なく飲めるお酒は、自分にとってもっとも重要視しているところです。

 開栓後一週間が経過しています。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどなく、綺麗に澄んでいます

 上立ち香は心地良い程度に華やかで、メロンを思わせるように香ります。この雰囲気の香り、大好きな辰の吟のイメージ!、いいっすね~。

 含むと、な、何と言う艶。生酒らしいフレッシュさの中から、にじり寄ってくる強めの甘味。酸味も程よく締めてはいるが、まるでこの甘味が作法と言わんばかりに、キビキビとした動作で気持ちいい。後半もすっきりと切れていきます。

 もう一度注意深く含む。このにじり寄り、茶室に入るときのにじり寄りを市川海老蔵さんがなさったらこんな感じだろうか(自分の妄想)。音はズリズリではなくスルスルで、絹鳴りも聞こえてきそうな美しい振る舞い。ただ綺麗なだけでなく迫力すら感じさせてくれます。旨いっす。


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夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒 データ

醸造元 株式会社小野酒蔵店(長野県上伊那郡辰野町小野)
使用米 兵庫県産山田錦55%精米
使用酵母 アルプス酵母、協会9号酵母
日本酒度 +1
酸度 1.3
アルコール度 16度
仕込水 中央アルプス(霧訪山)伏流水
杜氏 佐相道宏(南部杜氏)
製造年月 29/03
容量 1.8L
価格 3,200円(税別)
購入 酒商マルタカ

夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒に関するリンク

日本酒ガイド > 長野県 > 夜明け前(よあけまえ)株式会社小野酒蔵店

株式会社小野酒蔵店さんオフィシャルサイト

夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒に関するブログ

2015/12/15 ※1.夜明け前(よあけまえ)「特別本醸造」辰の吟なまざけ

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