獺祭(だっさい)10年前の感想から…桜井社長、カンブリア宮殿に出演。

 1月16日(木)夜10時から放送されるテレビ東京の「カンブリア宮殿」に、今をときめく獺祭(だっさい)旭酒造の桜井博志社長が出演いたします。思い起こせば、はじめて桜井社長にお会いしたのは10年前、名古屋の秋貞商店さんの利き酒会でした。遠心分離機のことをいろいろお聞きしたのを、昨日のことのように覚えています。

 このブログでも6本の獺祭(だっさい)を紹介しておりますが、もっとも古い記事が2004年。やっぱり10年前でした。その時の感想は・・・



獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分、遠心分離

投稿日:2004年07月02日
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分、遠心分離
上立ち香は心地よくほんのりとフルーティーに香ります。含むと綺麗な造りを思わせるスッキリと切れのある味わいながら、ほんのりと甘味を感じます。遠心分離ではない二割三分のお酒同様、キリリと冷えた状態よりもやや常温に近いほうが、このほのかな甘味を感じやすい。


 もろみをお酒と酒粕に分ける方法として遠心分離機を使っているのですが、原理はもろみを入れた円い容器をぐるぐる回転させると、比重の重い酒粕は外側に層をつくり、糊状の酒粕を経て、一番内側に見事に分離されたお酒がたまります。これをチューブで吸い上げるわけですが、その最大の利点は圧力がかからないため綺麗な酒質となることだそうです。また薮田や袋搾りのように布を通さないため臭いがつかいないことや、密封された状態で分離ができるため空気に触れない。等があげられます。

 一方デメリットとして、もう一度搾ることができるほどの酒粕ができてしまうので、とてつもない粕歩合になってしまい、コストがかかりすぎてしまうこと。なんですが、当時は何とこの遠心分離も通常の搾りと同じ価格でした。あっぱれ桜井社長!などと話していたのを思い出しました。

 次に紹介するのが、昨年飲んだこのお酒

獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分

投稿日:2013年07月04日
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き二割三分
 上立ち香は心地よく、膨らんだつぼみがポンっと咲いた時にふわりと漂うかのように果実感♪。以前飲んだ時よりやや香り高く感じる。含むと香りからも想定できるかのような上質な、非常に穏やかな甘味。獺祭オフィシャルサイトには長く続く余韻とあるが、残念ながら決して長くはなく、むしろ潔く引いていきます。相変わらず旨いっす。


 獺祭(だっさい)の素晴らしいところはその酒質の高さです。上記2本が素晴らしいのは言うまでもないが、下記に紹介するお酒も素晴らしくコストパフォーマンスが良かった♪

獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き三割九分

投稿日:2007年08月19日
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」遠心分離磨き三割九分
 上立ち香は穏やかでメロン、バニラを思わせる。含むと、優しいまとまりのある甘味、高級感。ん?、この満足感。そして後半の潔いキレ。想像するに酸度を抑えたことによる、抵抗感の無さ。これが5千円で購入できると言うのが信じられません。恐るべきコストパフォーマンスのお酒です。旨いっす。


獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分

投稿日:2005年11月30日
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」磨き三割九分
 上立ち香は心地よくメロンを思わせるようにたちあがる。含むと、思いやりを感じさせるような柔らかい甘味に包み込まれる。これは、サッカー日本代表の小野伸二のベルベットパスか?いや!バレー日本代表の朝長孝介のトスだ!。その後弾丸ベイビーよろしく、スッキリ感と共に旨みが閃光のごとく眼前をよぎる。酸味を抑えた切れ味鋭い見事な越川優のスパイクが決まった。


獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50

投稿日:2006年10月03日
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50
 上立ち香は上品にバニラを思わせる。含むと、優しい!ひたすら優しさを振りまいた後に残るほのかな甘味。この甘味がなくなるとき我に帰るが、目を閉じていたことに気づく。旨い。


獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50うすにごり本生

投稿日:2007年11月22日
獺祭(だっさい)「純米吟醸」遠心分離50うすにごり本生
 上立ち香は華やかに白桃を思わせ上品。含むと、獺祭らしい優しさが際立っているが、何となく体調を気遣ってしまいそうな、はかなさを感じる。この辺が獺祭の生酒らしさなんだろうか?。優しい甘味の後に、僅かな渋味。獺祭で若さを感じたのは初めてかな?旨いっす。


 獺祭(だっさい)と自分の10年を振り返ってここまで記事を進めてきました。今でこそ獺祭(だっさい)と言えば、酒好きの間で知らない人が少ないほどになったものの、当時の獺祭(だっさい)に対するまわりの評価は賛否両論ありました。吟醸好きな自分も含め、由紀の酒の常連様は比較的肯定的でしたが、濃いお酒が好きな方々には「個性がないのが獺祭(だっさい)の個性」とか「古米となった山田錦を安く仕入れ安く造っている」など何処からの情報なのか?、はたまたそれがいけないことなのか?考えさせられたものです。

 獺祭(だっさい)の桜井社長は言います。「ああ、美味しい」と言っていただけるお酒を造ることだけだと。実際、こんな美味しいお酒を届けてくださる蔵元様、スタッフの皆様に感謝し、また獺祭(だっさい)を探し求めたいと思います。

 このところ品薄という話を聞いたりしますが、百貨店などのお酒売り場に普通に置いてあったりしますので、取り扱い酒販店さんが品切れの場合は探してみてください。

 上記で紹介した以外にも、獺祭(だっさい)のラインナップにはクリスマス限定や元旦限定の23磨き生シリーズなどがありますが、未だ飲んだことのない最高峰として「獺祭 磨き その先へ」があります。磨き二割三分とのセットで36,750円と高額ですが、いつか飲んでみたいものです。

獺祭(だっさい)に関するリンク

日本酒ガイド > 山口県 > 獺祭(だっさい)旭酒造株式会社
旭酒造株式会社さんオフィシャルサイト



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