梵（ぼん）「純米大吟醸」超吟2015

　昨晩は福井県の合資会社加藤吉平商店さんが醸す、梵（ぼん）「純米大吟醸」超吟2015をいただきました。

　※1.昨年の由紀の酒Best of the yearとびっきり部門に輝いたお酒を、今年も何とか入手することができました。元旦に開栓したものです。

　スペックは20%精米と言うとびっきりなのは変わりませんが、裏ラベルのデザインが少し変わりました。正面からの見た目に左右されない六角形となり、以前より上部に貼られています。正面の金箔プリント部分の撮影が難しく、原本は縦の黒い筋がイメージを壊していましたのでフォトショップで修正いたしました。

　このような特殊な瓶は、レフ版を空間で固定できる機材が必要ですが、普段使うわけではないので我慢だなぁ。

　上立ち香は穏やかに梨を思わせるように香ります。非常に上品な香りで、いかにもとびっきり♪。

　含むと、おっ？、意外にもメリハリを感じさせる甘味が、想定よりも力強く世界を広げます。しかし、がばっと両手を大きく広げたわけではなく、脇は締まっており可愛らしく肘が脇腹についている。甘味の割りに後半は短く、すぐに両手を閉じ収束。

　五日後です。先日感じたメリハリのある甘味は少し大人しくなり、やや引き締まった印象。引き締まった分、収束までがさらに短くなり、気持ちがついていく前に消えてしまう。あの時の甘味を堪能するには、温度を上げるべきか？。いや、このあっと言う間に消えてしまう高貴さを楽しもう。旨いっす。やっぱり旨いっす。

梵（ぼん）「純米大吟醸」超吟2015　データ